2023.01.03どこどこを再開することにした。

2023.01.03
ここ2年間くらい笠置町の風景を絵にしてきた。正確な枚数はわからないのだけれどもきっと100枚くらいになっただろうと思う。それらの絵を1冊の本にまとめたいという思いは前々からあったのだが、なかなか着手できないままになっていた。けれども年末からこの年明けの数日間でなぜかその作業をしたい気持ちが強まっていてその作業がどんどん進んでいる。絵をただ並べるだけでなくて、せっかくならばそれらを描いていた日々につづっていた日記も一緒に載せてしまって、ここでの暮らし、美香ちゃんと僕の暮らしが面白おかしくまとまった本にしたいな、なんてことを思っている。というわけで2021年の春ごろから書き溜めた文章をこのところまとめて読んでいるのだけれど、それが結構おもしろい。忘れていることもいっぱいあって、たぶんまた何年かしてから読んでもまた面白いんじゃないかなという気がする。ということで、今日からまた、できるだけ毎日、できるだけ細かく、日々のことを記録していきたいなと思って書き始めた。いってみれば「どこどこ②」である。さっそく、日課にもその時間を組み込んだ。最近、山下達郎のラジオ「サンソン」を毎週欠かさず聞いていて、”オールディーズ”というものに関心が出てきたので、これを書いている間は素敵なオールディーズ・ソングを聴き流しながら書くことにしたいと思う。とはいえ、オールディーズソングの歌手なんて一人も知らないし、毎週うラジオを聴いているとはいえ、その時に流れている音楽を覚えているわけではないので、何を流したらいいのだろう…。ということで調べてみた。50年代から徐々に時代を下ってこようかなと思うので、今日は50年代のだれか。「50年代 オールディーズ 歌手」で検索するとブレンダ・リーという人の名前が出てきた。どんなひとか全然知らないけれど、とりあえず先ほどからそれを流しながらこれを書いている。まぁ、特に書くのに邪魔にならないので、このまま流していこうかなと思う。明日はまた50年代の誰かを流すことにしようと思う。さて、いくつか書こうと思っていることがある。まぁとりあえず思いつくままに書いていくことにしよう。今朝、このところしばらく読んでいたポール・オースターの「リヴァイアサン」を読み終わった。物語全体を通して流れている偶然性、奇妙な偶然に導かれて予期せぬ方向に進んでいく人々を描いている。オースターの作品には偶然というものが結構重要な要素なんだろうと思う。ほかのを読んでも、物語を進めているのはいつも偶然だという気がする。「リヴァイアサン」は制昨年的には「偶然の音楽」や「ムーンパレス」と近い時期に書かれたもののようなので期待していたのだけれど、「リヴァイアサン」に関しては、あんまし楽しく読めなかった。けど、結局のところ最後まで読み通した訳なので、なんか読んじゃう魅力があるということなのかもしれない。次は「ミスター・バーティゴ」だ。それは以前、出版年が前後しているのだけれど、図書館で借りて最初のほうだけ読んだことがある。「リヴァイアサン」は落下する物語だけれど、「ミスター・ヴァーティゴ」は浮遊する物語だ。今度読んでみようと思う。けれどもその前に、いろいろと図書館で借りてきた本もあるし、このあいだ庭文庫で買ってきたMONKYのポールオースター特集もまだほとんど読んでいないので、それらを先に読んでいこうと思う。ちなみに図書館で借りてきたのは「指輪物語1、2」とこのまえ読んで面白かった「火星の人」を書いたアンディ・ウィアーの一番新しい本「プロジェクト・ヘイル・メアリー上下」だ。オースターを読み終えてさっそく「ヘイル・メアリー」を読み始めたのだけれど、サクサク面白く読んでいる。「太陽を食べる地球外生命体によって地球の環境が脅かされる」という設定は何となく既視感があるけれど、ウィアーの面白いところは会話だったり、人物描写かなと思うので楽しく読めている。このごろ毎日散歩をしている。昼ご飯を食べた後の1時間くらい、木曽川のほうをプラプラと散策したり、河合神社に初詣に行ったりした。今日はビジターセンターのほうに向かって歩いて行った。遠藤農機のそばの坂を上り、日当たりの良い田んぼに囲まれた道を歩いた。ビジターまで直行してしまうと散歩の距離が短すぎるかなという気がしたので、少しだけ遠回りしようと思って、これまで行ったことのない道を進んでいった。けれど、どの道も行き止まりで誰かのお家に続いてしまうので、結局引き返してきて、ほとんどいつもの道と同じルートを歩くことになってしまった。家からの散歩コースにもっとバリエーションがあったらいいなと思うのだけれど、難しいのだろうか・・・・。まぁいろいろ試してみる予定。むしろ同じルートを毎日歩くことの中に楽しみや、小さな変化を見出していった方がいいのかもしれない。散歩の途中、美香ちゃんとほとんど何も話さなかった。昨日の夜、なんか僕がイライラして、美香ちゃんを邪険に扱ったのを怒っているのだろう。「ちょっと一人になりたいんだよね」とか言ってしまって、反省している。今朝から美香ちゃんは黙りこくっている。僕が話しかけてもほとんど返事をしてくれない。僕らは大体いつも仲良いのだけれど、こういうことも時々ある。美香ちゃん曰く、怒っているとかではなくて、自分が迷惑をかけているのではないか、ベタベタとかまってほしいと言いすぎていて僕に面倒くさがられているのではないかと思い、もっと自立することにしたということの現れとして、「一言もしゃべらない」という考えに至ったそうなのだけれど、思考の振れ幅が極端から極端へ揺れまくっていて、僕からしたらちょっと面白い。いや、そんな風に言っちゃ悪いのだけれど。だから今日の散歩は、というか、今日の朝から15時くらいまでずっと気まずい雰囲気だった。散歩から帰って、美香ちゃんは昼寝をして、寝て起きてきたら普段の美香ちゃんに戻っていた。午前中は一言もしゃべらず、涙も流していたので、心配したのだけれど、もとに戻ってよかった。本人曰く、チューニングがおかしかった、のだそうだ。ペットの絵を2枚描いた。いちまいはペラ紙にもう一枚はF3のキャンバスに描いた。出来は正直自分ではよくわからない。依頼主に見せてみて、どんな反応が返ってくるか、少し怖い気もする。特にF3のキャンバスの方は何度も頼んでくれいている人で、初回はよかったけど、2回目は微妙、3回目はまぁまぁ、という微妙な成績にもかかわらず、全部買ってくれているので、そろそろ、満足の1枚をもう一回プレゼントしたいところなのだけれど、今回がどうなのか、はいまいちわからない・・・。期待に応える、というマインドでいい絵を描くのは結構難しいことのように思える。ある程度の思い切りがないと良い絵にならないのではという気がしている。1枚だけで決着をつけようとするのでなくて、何枚かチャレンジしたほうが良いのかもしれない。さっき、自主製作としてどんなテーマで制作に取り組んでいくかを考えていた。結局、一日を4つのセクションに分けて、各セクションごとに取り組む内容を決めた。朝の製作は「創作文章」だ。つまりここで小説を書く。物語を書くことにする。午前中はペットの絵を描き、夕方は自主製作として、「物語絵」と「今日の散歩シリーズ」を描くことにする。夜は「どこどこ」の執筆と「本づくり」の編集作業に充てることにした。キーボードをたたく左手の筋が痛い。後半は右手だけで書き進めた。なんで右手は痛くならないのだろう。

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