こんにちは、岐阜の田舎で暮らしながら絵を描いているJUNOTA(@_datsumori_)です。
岐阜に移住して三度目の秋、お米作りも3年目です。
梅雨の時期にイモチ病が出てしまい、心配していたのですが、それほど拡大せずに収穫にこぎつけることができました。
初期?の段階で思い切って間引いたのが良かったかもしれません。
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2022/7/11の様子。
補植用にとっておいた苗をそのまま放置していたのが原因のようです。来年はいらなくなったらすぐに破棄しようと思います。
そして先日、無事に稲刈りを終えて、ハザ掛けをして天日で乾燥させました。
▲昼寝をし過ぎてもう夕方です笑
ここまでは楽しい作業でしたが、大変だったのはここから先でした。
大型の台風が接近しているとのことで、慌てて稲を家の2階に運び込んで脱穀をすることにしました。
僕は家と田んぼを何度も往復もして、美香ちゃんは稲を抱えて階段を上り下り、なんとかすべて運びこむことができました。
(田んぼが近くて、そして小さくて良かった…)
※田んぼの広さは2畝半です。
そしてさらに苦労したのがここから先、今年はありあわせの材料で自作した「千歯こき」を使っての人力脱穀を試してみたのですが、これが思っていた以上に大変で、二人で交代しつつの作業で5日もかかった上にこの先の選別作業を考えると籾摺り精米機に入れられる段階まではまだまだ遠いという状況…(千歯こきの調整が上手くないという話もある)
Wikipediaの情報ですが、千歯こきの発明は17世紀の終わりころ(いまから300年とか350年とか前)の話なんだそうで、それから大正時代に足踏み脱穀機が発明されるまではみんなこの方法で脱穀していたんだと考えると、作業量の多さに気が遠くなります。
千歯こき以前については・・・。想像もできません。
来年はどこかで足踏み脱穀機を入手するか作るかしたいなと考えています。
そして昨日、二人ともヘトヘトになりながらやっとのことですべて脱穀を終えました。
最後に袋詰めしようとしたところ、あれ、なんか違和感・・・。
乾燥していたはずの籾が湿っている・・・。
においを嗅ぐとおしっこの匂い・・・。
やられました。
鍵をかけて猫が入れないようにしていたつもりでしたが、目を離した隙に用を足していたようです。
警戒すべきは、イモチ病でも台風でもなく、猫、という話でした。
ということで小さな田んぼで米作り(3年目)のざっくりとした振り返りでした。
2022/9/23
JUNOTA