どうも太田です。
この度、「偶然の痕跡」という作品集の販売を開始しました。
販売ページはこちら
これは2022年6月に製作した木版画の作品49点を収録したものです。
これらの作品について、実をいうと僕の作品という感じがあまりしません。
仕上がりは絵の具に対する水の量や紙の質、
紙を擦る強さ、
版と紙を圧着させておく時間といったいくつもの条件によって変化し、
それは常に予測できない結果をもたらしました。
僕自身は作者というよりも最初の鑑賞者のような気分でわくわくしながら版木に張り付いた作品をめくっていきました。
実際、いくつかの作品には僕の意図によっては生み出されえないような複雑な細部が備わっているように感じます。
偶然が作り出した様々な痕跡、そのように呼ぶのがふさわしいような作品をまとめた1冊、
ということでタイトルは「偶然の痕跡」としてみました。
商品ページを作りましたので、よかったらご覧ください。
49部限定で原画(ランダム1枚)が付いたプレミア版を用意してみました。
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