コンポストトイレの自作レポート①

どうも、猫の皿の太田(@_datsumori_)です。
最近コンポストトイレを作ったので、それについて何回かに分けて書いていきたいと思います。

はじめに(導入までの経緯)

僕らが暮らしている家は「汲み取り式」のトイレだ。
いわゆるボットン便所ってやつで、月に一度、溜めた「モノ」を業者が汲み取りに来てくれる。
多少臭いはしたけど、使用上は特に問題はなかった。
でも、、、、ある日の買い物の帰りに事件は起きたのです。

僕らのひと月の食費は6000円くらいだ。ということは週に1500円ということになる。
木工の方での収入もまだまだ少ないのでけっこう切り詰めているけど、まぁ、工夫しながら自炊していてそれほど不満はない。
欲を言えば、チョコレートとか、リンゴとか、プリンとかを食べたいけど・・・。

その日もスーパーで一週間分の食材を買い込んできた。
あれを諦め、これを手放し・・・という風にしてなんとか1500円以内に収めてきた帰り、コンビニに寄って僕らは「汲み取り券」を買った。
「汲み取り券」というのは月に1度の汲み取りの時に必要なもので、1枚あたり18リットルの「モノ」を汲み取ってもらえる。
この汲み取り券が足りないと翌月の汲み取りの日まで「モノ」が残った状態になってしまうので、予め汲み取り券を用意しておかなければならない。

前の住人が「モノ」を残したまま引っ越していったおかげで僕らは30を買うことになった。
一枚が224円だから合計で円ということになる。
ついさっき78円のキャベツだとか、100円の小麦粉やなんかを泣く泣く棚に返してきたばかりなのに、


汲み取り券で○○円だなんで・・・・!

美香ちゃんも怒りに震えている。


そして、僕らはあることを決意した。
「そうだ、コンポストトイレを作ろう…!」

コンポストトイレとは?

さて、コンポストトイレというものを皆さんはご存じですか?知らない方も多いと思うので、コンポストトイレとは何かということから書き始めたいと思います。
コンポストトイレというのは排泄物を微生物の働きによりたい肥化してするトイレのことです。

■基本的な仕組み
言葉だけではイメージがつきにくいと思うので、まず基本的な仕組みを解説したいと思います。

ダイアグラム図
写真

■コンポストトイレの魅力・メリット
このコンポストトイレというシステムには水洗トイレと比較しても魅力的な点がいくつかあります。
書き出してみると次のようなことが挙げられるかと思います。

・水を使わないので災害に強い。山の中でも設置できる。
・汚水処理にかかるエネルギーを節約できる。
・汲み取り代、水道代の節約になる。
・食べる→出す→肥料化→農作物が育つ→食べる・・・というサイクルを実感できる。

ひとつずつ見ていきます。
①一口にコンポストトイレと言っても色々なタイプがありますが、
この記事では水も電気も使わない一番シンプルなコンポストトイレに焦点を当てて書いていきたいと思います。
先ほども見た通り、コンポストトイレは上水管や下水管などと繋がっておらず、一つの箱の中で完結しています。
そのため、水道を引くことのできないような山の中なんかでも使うことができます。
災害が起きて断水状態になったとしても普段通り使うことのできるという利点があります。

②水洗トイレでは、排泄物は下水管を通って下水処理施設に流れていきます。
そこで様々な工程を経て浄化されて最終的には川に放流されるわけですが、
その過程で費やされているエネルギーを節約することが出来ます。

③汲み取り代、水道代の節約になる。
汲み取り式トイレであれば汲み取り代が、水洗トイレであれば水道代や電気代が節約できます。
僕らがコンポストトイレを作るに至ったきっかけはコレです笑

④ここまで実利的なメリットを書いてきましたが、コンポストトイレの最大の魅力はここにあると思います。
現代の都市生活では自分の排泄物がどのような循環の中にあるのかが分かりにくくなっています。
水と共に流れていき、匂いもなく、その先でどのように処理されどのように姿を変えていくのか等々ということが見えにくい暮らしであると言えます。
コンポストトイレというのは食べる→出す→たい肥化→農作物が育つ→食べるという一連の循環すべてを自分の家の中で目の当たりにすることができる仕組みだということが出来ます。

色々書きましたが、僕らがコンポストトイレを導入するに至った経緯ははじめに書いたとおりで、単純にお金を節約するためであって、
自然の循環うんぬんということにはそれほど関心があったわけではないのですが、実際に使ってみると、やっぱりそういうようなことに考えが至るもので、
けっこうそういう意味で教育的な意味があるんじゃないかと思うわけです。

次回は「実際にコンポストトイレを作る編」です。

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